どんな先生がいるの？

放課後等デイサービスでは、多種多様な資格を持ったスタッフが働いています。

保育士や教員免許取得者、社会福祉士や精神保健福祉士、理学療法士、介護士など、お子さんの指導や支援に役立つ資格を持っているスタッフが配置されており、それによって専門性の高いサポートを受けることができたり、特色のあるプログラムを行っているのです。

「特定の資格保有者を必ず配置しなくてはならない」という決まりもありますが、「この資格が必要」というのは施設の特色によっても異なります。
たとえば車での送迎ありの施設では保育士などの資格の他に運転免許証が必須であったり、勉強に力を入れているところは教員免許や実際に教師として働いた経験のあるスタッフが重宝されます。
心や体のケアを重視している場合は、心理カウンセラーや理学療法士などの資格を持っているスタッフが働いていることもあります。

必須の資格は？

放課後等デイサービスでは、スタッフの半数以上が以下の資格を有していなくてはならない、という決まりがあります。
採用の際や給与面でも、資格を持っていた方が優遇されることが多いようです。

児童発達支援管理責任者

放課後等デイサービスには必ず1名以上の配置が義務付けられています。
お子さんやご家族の支援や相談業務、支援計画の作成や、職員の指導などを行うスタッフで、福祉施設や学校などでの相談支援などで5年の実務経験が必須になっています。
児童発達支援管理責任者基礎研修を受講し、基礎研修を修了、児童発達支援管理責任者実践研修を受講し実践研修修了者となると資格を取得することができます。

児童指導員

以下の要件を満たすことで、放課後等デイサービスで児童指導員として働くことができます。
・大学・大学院において社会福祉学、心理学、教育学もしくは社会学部を卒業する
・高等学校もしくは中等教育学校を卒業し、二年以上児童福祉事業に従事する
・幼稚園教諭の資格を有する
・児童福祉施設の職員を養成する学校を卒業する
など。

保育士

国家資格の保育士。有効期限がないので一度取ると一生使える資格でもあります。中卒や高卒でも資格を取得することができるので、責任の重い資格ではありますが人気があり、需要の高い資格でもあります。
厚生労働大臣の指定する学校や、その他施設において必須科目を履修、国家試験に合格することで資格が取得できます。

放課後等デイサービスの公式サイトなどで、スタッフの情報を公開していることもあるので、お子さんを通わせる上でどのような資格を持ったスタッフが働いているか気になる場合は、ぜひチェックしてみてください。